石材店を選ぶ時のポイントとは


石材店を選ぶ時には、どのようなポイントに注意して選ぶと良いかご存知でしょうか?

まず、1番大切なことは、信頼性を重視して選ぶということです。

なぜなら、お墓は買ってしまったらそれでおしまいというようなものではないからです。

お墓をいい状態で維持するためには建立後のメンテナンスが必要なので、長く付き合える石材店を選ぶ必要があるのです。

すぐに決めるのではなく、石材店の方とよく話をして、信頼性を重視して選ぶようにしましょう。

少しくらい安くしてくれる石材店があるからと言って、長く付き合うことができないような信頼できない石材店では話になりません。

また、霊園によっては石材店が決まっている場合があるので確認しておく必要があるので注意が必要です。

墓地と石材店が提携している場合、その提携している石材店でなければ墓地にお墓を建立することができないという取り決めになっている場合もあります。

墓地を管理しているところによく聞いてから、石材店を選ぶようにすると良いでしょう。

台石の加工方法とは


墓石のデザインにもさまざまな種類があり、石を加工する技術も方法やこだわりが感じられるものもあります。

水を流す勾配を付けた水垂加工は、石碑の台石などに緩やかな傾斜を施して、雨水などが溜まりません。

棹石の下にある上台の加工としては蓮の花の蓮華加工、膨らみのある階段状のゆったりとした曲線を付ける亀腹加工があります。

その名の通り、亀のお腹のように緩やかな凹凸の曲線を描いているものになります。
盤上の飾りを入れるスリン加工は、飾りとして墓石に使用されるケースも増えてきました。

他にも、緩やかな丸みを二つ重ねる木瓜加工も、暖かなデザインで人気です。

高級感のある仕上がりや、趣向を凝らすデザインなどオーダーメイドにて御提案も出来ます。

加工様式といっても豊富な種類によって、なかなか選ぶことが難しい時もあります。

予算を決めて、理想的な墓石を作ることが出来るように相談すると良いです。

しかし、墓石に加工を施すことで豪華なお墓に仕上がりますが、予算以上になってしまうこともあります。

墓石作りには石材店選びが重要になるため、見積もりやお問い合わせを経てから検討しましょう。

墓石の加工方法とは


まずは、注文をいただいた図面どおりに印をつけていき、石材の切断から始まることになります。

この時注意しなければいけないのは石の目を見ることです。

傷や模様が入っている箇所は墓石の強度や仕上がりにも影響してくるので取り除くことになります。

次に石材の研磨を行います。

工業用ダイヤが入った目が粗い研磨盤からだんだんと細かい研磨盤をかけていき、大体10ほどの工程を経て私たちが普段見かけるような光沢のある墓石が出来上がっていきます。

平たい面が多くなればなるほど丁寧な研磨が必要になります。

次は、依頼された形への加工を行っていきます。

墓石の形にもよりますが、歪曲した部分がある場合には造形を行った後に手作業で形を整えて研磨も行っていき、各々の加工が終わってから墓石の形に組み合わせていきます。

そして最後に文字の刻みを行っていきます。

文字を彫っていく際には、サンドブラストという専用の機械を使用し、特殊な砂を圧力によってに彫っていくことになります。

その後一品ずつ検品にかけられ、問題がなければ出荷されます。

墓石を建てる流れを知っていますか?


お墓の形式も、昔ながらのものだけでなくさまざまな形のものができています。

しかし、お墓を建てるのならまず一番に考えるのはその場所を選ぶことです。

まずは、アクセスや、条件などを吟味して場所を決めていきます。

次に、墓地の使用規定を確認することは大切です。

墓石のデザインは、自由なのか宗派は大丈夫なのかなど確認することはたくさんあります。

このときに、予算内なのかも重要です。

墓地と墓石は、別々に費用がかかります。

また、お墓を建てた後には年間の管理費なども必要になるのでここも確認しておきます。

そして、墓石を建立して、予算に余裕があれば、全体のバランスをみながら灯篭や墓誌などの付属品を足すというのが無理なく建てることができます。

一度に全てするのは、予算的には無理でも後から足すことで理想のものが完成します。

永代供養墓について


家族の形態が変化したことや、以前と比べて親戚付き合いが希薄になったことから、先祖代々の墓をもっていない人や、持っていても継承者がいないので墓じまいを選ぶ人がいます。

そして墓を持たない人は、永代供養墓に遺骨をおさめたいと考える人が増えています。

永代供養墓は承継者がいなくても利用できる墓地のことで、遺骨をおさめたら、永代供養墓を管理している寺院が責任を持って供養を行ってくれます。

埋葬方法や安置期間は墓地によって違いがあるので、永代供養墓を選んだときは事前に説明を聞いて納得してから契約する必要があります。

永代供養墓は、管理している寺院によって異なりますが、月命日などにもお経を読んで供養してもらうことができます。