お墓の地震対策をご存知ですか?


 

 我が国は環太平洋地震帯に位置し、地殻変動が激しく、地震活動が活発です。

世界の地震の2割は日本周辺で発生しています。

 お墓は、地震対策のない場合、震度4~5程度の地震で倒壊する可能性があるといわれています。

 地震によって倒れたお墓を再生することは容易ではありません。程度にもよりますが、新しくお墓をつくる以上に手間と費用がかかる場合もあるのです。

 宇津石材店は、最新の免震技術【泰震】をすべてのお墓に採用しています。

「泰震」は、地震による振動を抑え、墓石にかかる負担を大幅に軽減させ、優れた免震性と耐久性で、地震から墓石を守ります。

既存のお墓にも施工できます。どうぞお気軽にお問合せください。

お墓参りの望ましい作法とは?


お墓参りには特別に決まった作法があるわけではありません。

 

一般的な手順をご紹介します。

 

1.お墓の掃除

まずはお墓をきれいに拭きます。水を固く絞ったタオルやスポンジでやさしく拭いてください。それでも汚れが落ちない場合は、たわしを使いますが、金属のたわしは石を傷めるので避けましょう。細かい部分は歯ブラシを使うと便利です。墓地内の雑草やゴミがあれば掃除します。

 

2.お供え

次にお花、線香、ろうそくなどをお供えします。

最後に、お墓の前で手を合わせます。

 故人の好きだったお酒やお菓子をお供えした場合は、お参りが終わった後、必ず片付けて帰ります。家に帰ったら、「おさがり」として家族でいただきます。

 

3.後始末

お参りが終われば、お墓の施設で借りたものを所定の場所に戻し、ゴミは必ず持って帰りましょう。『来たときよりも美しく』気持ちの良いお墓参りをすることが大切です。

 

お墓参りにはマナーも大切ですが、故人やご先祖さまを供養し敬う気持ちが一番大切です。

 

お墓は、大切だった亡き人やご先祖さまを供養するところです。祈りの象徴であると同時に、お参りする人にとっては精神的な拠りどころであり、連綿と受け継がれてきた命のつながりを身近に感じさせてくれるところです。

 

つまり、お墓参りをして先祖供養をすることは、自分をあらしめてくれた全ての人に感謝するということになるのです。

 

忙しい毎日で後回しになっているお墓参りのこと。一度考えてみませんか?

墓地の種類と選び方のポイントとは?②


 

前回は墓地の種類についてご紹介いたしました。

今回はその選び方についてご説明いたします。

 

 ①宗派・・・・・墓地や霊園によって、受け入れられる宗派や宗旨に違いがあります。お墓を継承する方も含めて、先々の事もしっかり検討する必要があります。

 

②立地(アクセス)・・・“お参りのしやすさ”は重要です。 体を壊したり、動けなくなった時のことを見据えて、アクセスという面もしっかり考慮しておきましょう。

 

③価格・費用・・・墓地を利用するには、墓地の永代使用料・管理費用などが必要になります。無理せず購入できる墓地を探しましょう。

 

④環境・・・・・・雨風や降雪などによってお墓は徐々に傷んでいきます。また、山間部では土砂崩れや地盤沈下の恐れもあるため、地盤の確認も大切です。

 

⑤施設・設備・・・各霊園・墓地で利用できる設備は様々です。管理事務所や駐車場、休憩所、お手洗い、法要施設など、諸設備の有無や規模は重要です。

 

⑥管理体制・・・水道や明かりが十分にあるかどうか。年間の管理費を納めるので、相応の管理をしてくれるかどうかも大切な部分です。

 

ご自分の宗派、交通の便、お墓参りのしやすさ、費用など総合的に考えたうえで、墓地を選択するようにしましょう。

墓地の種類と選び方のポイントとは?①


 お墓を建てる際、まず最初に用意しなければいけないものが墓地になります。

 

墓地の種類

 

墓地は大きく3つの種類に分類することができます。

 

、公営墓地・霊園・・・地方自治体(都道府県、市町村)が経営管理する。

 

、民間の墓地・霊園・・財団法人や宗教法人等の公益法人と呼ばれる法人が

経営管理する墓地・霊園。

 

、寺院墓地・・・・・・寺院が管理運営する墓地。

 

あくまで目安ではありますが、それぞれの特徴をご説明いたします。

 

 

公営墓地・霊園

 

 ・自治体の運営であることで、永続性に対しての安心感がある

 ・永代使用料・管理費の設定が低い場合が多い

 ・石材店を自由に選択できる

 ・宗旨や宗派などの宗教的な制約がない

 ・募集が不定期で受付期間も限定されており、応募多数により抽選になることが多い

 ・募集する区画が限定されていたり、お墓の形状・大きさが指定されていることが多い

 ・申込み条件として住所やご遺骨の有無、親族に継承者がいることなど、資格制限がある

 

 

民間の墓地・霊園

 

 ・公営霊園、寺院霊園に比べて、申込みの際の資格制限が少ない

 ・自由に区画面積、墓石デザインを選ぶことができる

 ・駐車場や施設などサービスが充実している

 ・生前に購入することができる

 ・永代使用料・管理費は公営に比べて高め

 ・石材店は指定業者になっている

 

 

寺院墓地

 

 ・寺院の檀家になることで、子どもや孫など、子孫の代にも手厚く供養してもらえる

 ・葬儀や法要、供養の際に相談にのってもらえる安心感がある

 ・葬儀や法要の後、改めて移動しなくてもお墓参りができて便利

 ・比較的立地条件の良い場所にある

 ・管理が行き届いている

 ・「永代供養」を行っている寺院が多いので、お墓の継承者がいない場合でも、引き続き手厚い供養をしてもらえる

 ・その寺院の宗派に合わせ、改宗する必要がある

 

 次回はお墓の選び方についてご紹介いたします。

永代供養とは


永代供養とは本来、お墓参りに行けない方に代わって、お寺や霊園が永代に渡って供養や管理をしてくれる埋葬方法のことを指します。

 

皆さんはご自分の死後のことを考えたことはあるでしょうか?

死後といっても『あの世』のことではありません。自分が死んだあとの『この世』のこと・・・具体的にいえば、【お墓】のことになります。

 

人が死ぬと、残された家族あるいは親族が、故人のためにお墓を建てなければなりません。

また、建てたお墓を適切に管理し、定期的に供養することも必要となります。

 

現代では少子化や核家族化の問題、ライフスタイルや考え方の変化などにより、代々お墓を継承していくことが難しい場合があります。

このようなニーズに合わせて、近年、永代供養は広まりつつあります。

 

一般的な特徴をご説明します。

 

 

  ・お墓を建てるよりも、費用がかからない場合が多い

  ・永代に渡り供養してもらえるので、親族がお墓を管理する必要がない

  ・永代供養墓は、交通の便の良い場所にあることが多い

  ・永代供養のお墓は多くの場合、他の方と一緒の【永代供養墓】【合同墓】となる

 

 

 

お墓を維持・管理していく行為は、ある程度の労力と時間を必要としますが、一方では残された人々との絆、あるいは残された家族・親戚同士の絆を育むことに繋がります。

いずれの形を選ぶにしても、内容をよく理解し、吟味してから選ぶことが重要です。