墓石の加工方法とは


まずは、注文をいただいた図面どおりに印をつけていき、石材の切断から始まることになります。

この時注意しなければいけないのは石の目を見ることです。

傷や模様が入っている箇所は墓石の強度や仕上がりにも影響してくるので取り除くことになります。

次に石材の研磨を行います。

工業用ダイヤが入った目が粗い研磨盤からだんだんと細かい研磨盤をかけていき、大体10ほどの工程を経て私たちが普段見かけるような光沢のある墓石が出来上がっていきます。

平たい面が多くなればなるほど丁寧な研磨が必要になります。

次は、依頼された形への加工を行っていきます。

墓石の形にもよりますが、歪曲した部分がある場合には造形を行った後に手作業で形を整えて研磨も行っていき、各々の加工が終わってから墓石の形に組み合わせていきます。

そして最後に文字の刻みを行っていきます。

文字を彫っていく際には、サンドブラストという専用の機械を使用し、特殊な砂を圧力によってに彫っていくことになります。

その後一品ずつ検品にかけられ、問題がなければ出荷されます。