生前にお墓を建てるメリット


お墓と言えば、亡くなった後にご遺族の方が建てられるもの、というイメージをお持ちの方も多いのではないでしょうか。
そのイメージとは反対に、近年では生前にお墓を建てる方が多く見られます。

そこで今回は、生前にお墓を建てるメリットをご紹介致します。

まず、家族の負担を減らすことができます。
身内が亡くなった後、ご遺族の方は遺品整理や法要の準備などで忙しいものです。
生前にお墓を建てておけば、ご遺族の方の負担を軽くすることができます。

次に、時間をかけて自由に選ぶことができます。
自分が病気になってからだと、墓石を探すのは難しくなります。
しかし、希望を伝えていたとしても、必ずしもその通りのお墓になるとは限りません。
さらに、一周忌や三回忌などのタイミングで建てる方が多いですが、日程が迫ってくると無難な墓石になってしまう傾向があります。

そして、税金の対策にもなります。
土地を持っている場合は固定資産税や都市計画税がかかりますが、お墓の場合は一切かかりません。
また、お墓は一般の相続財産とは異なり、祭祀財産として扱われるため、相続税もかかりません。
生前にお墓を買うことで、金銭面でもご遺族の方の負担を軽くすることができるのです。

自分のためにも、家族のためにも、生前にお墓を建てることを検討してみてはいかがでしょうか。