基本的なお墓の構成


今回は、基本的なお墓の構成をご紹介致します。

・棹石(仏石)
開眼供養の際に、僧侶によって魂が入れられる墓石の中心となる石で、魂が宿る最も大切なものです。
花立てや水鉢、香炉がセットになっている場合が多いです。

・墓誌(霊標)
故人の戒名や生年月日、没年などを刻み記録帳の役割をもっています。

・灯篭
灯篭には故人への供養、または邪気を払うという意味合いがあります。

・塔婆立て
浄土真宗以外の仏教では、供養のために塔婆を立てる慣習があります。
塔婆は地面に直接差す場合もありますが、風で倒れるのを防ぐために塔婆立てを設置するのが一般的です。

・外柵
墓地の境界をはっきりとさせるため設置します。

以上がお墓の基本的な構成です。
墓地のスペースや予算に応じて、必要なものを設置しましょう。